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糖尿病網膜症の治療

糖尿病は発症から10年ほど経つと合併症である「糖尿病網膜症」の頻度が高くなります。重症化すると失明の危険があるにもかかわらず、眼科検診をされない患者さんが多いようです。

糖尿病網膜症の治療

黄斑浮腫を改善することで、視力の回復を目指すことができます。治療には、抗VEGA薬またはステロイド薬による薬物治療と、レーザー光凝固術または硝子体手術の外科的治療があります。

薬物療法について

「VEGA」とは、黄斑の血流障害や炎症があるときに出てくる、血管新生を促す物質です。この物質が多く産生されると、血管から血液が漏れ出しやすくなり、浮腫が生じてしまうため、それを抑える抗VEGA薬を注射することで浮腫が改善することがあります。効果は一時的なものなので、繰り返し注射が必要となることもあります。
ステロイド薬には炎症を抑え、水分の漏れを抑制する効果があるため、硝子体にこれを注射することで浮腫を改善させます。注射の効果は数か月なので、病状によって、繰り返し注射が必要となることがあります。

外科的治療法について

レーザー光凝固術とは、血管のコブや血液成分が漏れ出ている所に、瞳孔からレーザー光を当てて網膜を焼き固め、水分をためないようにする治療方法です。これによって浮腫が改善すると、視力も回復します。
硝子体手術とは、黄斑浮腫の原因に後部硝子体膜の牽引がある場合に行われます。硝子体を切除すると、数か月かけて徐々に浮腫が軽くなり、ゆっくりと視力の改善が見られます。

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